【写真あり】12項目でセルフチェックする悪い歯並び、その4つの原因

 

「私の歯並びって悪いのかな?芸能人と比べると綺麗ではないけど、一般的にどうなの?」

「歯並びが悪い原因はどこにあるのだろう?自宅で改善できるの?」

昨今、日本においても悪い歯並びを矯正する人が増えてきています。なぜならば、歯並びを綺麗にすることで虫歯・歯周病のリスクを低くすることができ、また自分の笑顔に自信が持てるようになるためです。

しかし、そもそも矯正すべき「悪い歯並び」がどの程度のものを指すかは難しい問題です。

そこで、今回の記事では、

  • 悪い歯並びの例10選
  • あなたの歯並びのセルフチェック
  • 歯並びが悪くなる4つの原因
  • 悪い歯並びが起こす6つのトラブル
  • 歯並びを良くするために自宅でできる習慣

について解説していきます。

この記事を読むことで、悪い歯並びの例とそれによって起こるトラブルを知ることができます。またセルフチェックシートも紹介するので、あなたの歯並びをぜひとも確認してみてください。

悪い歯並びの例10選

はじめに、悪い歯並びの例について紹介します。以下の10例は、程度にもよりますが矯正することで得られるメリットが大きいです。

歯並び 特徴
叢生(そうせい)
叢生
  • 叢生とは、そもそも「草木が群生している状態」
  • 歯の生える場所が不揃い
  • 歯がデコボコしている
  • 歯が重なる部分に汚れが溜まりやすい
  • 虫歯・歯周病になりやすい
開咬(かいこう)
開咬
  • 上下の前歯がかみ合わない
  • 前歯で食べ物を噛むことが難しい
  • 歯が重なる部分に汚れが溜まりやすい
  • 虫歯・歯周病になりやすい
  • 発音が不明瞭になりやすい
出っ歯
出っ歯
  • 上の前歯が前方につき出している状態
  • 前歯で食べ物を噛むことが難しい
  • 唇を閉じにくくなる
  • 口を閉じていても歯並びの悪さがわかりやすい
受け口
受け口
  • 下の前歯が前方につき出している状態
  • 前歯で食べ物を噛むことが難しい
  • 口を閉じていても歯並びの悪さがわかりやすい
上下顎前突
  • 上下の顎が前方に突き出た状態 ・横から見たときに口が前突している
過蓋咬合(かがいこうごう)
  • かみ合わせた際、上の歯が下の歯を覆ってしまう
  • 食べ物を噛みにくい
  • 下顎を動かしづらい
  • 顎の関節への負担が大きい
骨格型上顎前突
・骨格の問題として、上顎が前方につき出ている ・または下顎が極端に小さい ・完全に直す際は外科手術も必要
骨格型下顎前突
・骨格の問題として、下顎が前方につき出ている ・完全に直す際は外科手術も必要 
骨格型偏位
・骨格の問題として、かみ合わせが左右にずれている ・完全に直す際は外科手術も必要
骨格型開咬
 ・骨格の問題として、上下の前歯がかみ合わない ・完全に直す際は外科手術も必要

画像10枚引用元:https://www.miya-ortho.com/orthdotic/caution/

歯並びが悪い10の例を紹介しましたが、いかがでしょうか。

一口に「歯並びが悪い」といっても、様々なパターンがあるのですね。 また歯並びの悪いについては、パターンのみならず程度の問題もあります。

出っ歯を例にすると、唇を閉じることができないほど上の前歯がつき出ている人もいれば、口を開けたときにはじめて出っ歯とわかる程度の人もいます。

あなたの歯並びが悪いか否かを知るためには、専門医に相談するのがもっとも適切な方法ですが、まずは以下で紹介するセルフチェックを行ってみましょう。

そうすることで、歯の状態を客観的に知ることができます。

あなたの歯並びは悪い?良い?セルフチェックしてみよう

悪い歯並びの例を確認したところで、ここではあなたの歯並びをセルフチェックしてみましょう。

専門医に相談する前に自分でチェックすることにより、歯並びの悪さによって起こる具体的なトラブルを知ることができます。

以下では、はじめにそもそもの「良い歯並びの基準」を確認し、そのうえでセルフチェックシートを用いて確認していきます。

良い歯並びの基準

歯並びをセルフチェックする前に、そもそも良い歯並びとはどのようなものなのかについて解説します。

一般的に、良い歯並びは以下の4つの条件を備えたものです。

  • 上下の前歯の中心線が一致している
  • 上下の前歯が、上下および前後に2~3mmていど重なっている
  • 上下の歯が交互にかみ合う
  • 歯と歯の間に隙間がない 

それでは実際に4つの条件を備えた良い歯並びの例を確認してみましょう。

引用元:https://kondoh-od.com/kyoiwarui.html

非常に美しい歯並びですね。上の前歯が下の前歯を2mmほど覆っており、また上の前歯が下の前歯よりも2mmほど前方に出ています。

また左右対称であり、歯と歯の間にほとんど隙間がありません。 これが良い歯並びなのです。

後述しますが、日本人は骨格的に歯並びが悪くなりやすいという特徴を有しています。そのため上記の画像ほどの美しい歯並びを自然にもっている人は決して多くありません。

つまり、歯並びが悪いからといって悲観する必要はないのです。あなたの歯並びの欠点を知り、それに適した対処をしていくことが重要になります。 それでは、あなたの歯並びをセルフチェックしてみましょう。

歯並びの悪さを確認するセルフチェックシート

セルフチェックはこれまで紹介してきた良い歯並びの条件および悪い歯並びの特徴の有無を確認していくものです。

以下のセルフチェックシートにおいて、当てはまるものが多いほど歯並びが悪いといえます。さっそくチェックしてみてください。

いかがだったでしょうか?一つも当てはまる項目がない場合、あなたの歯並びは良いといえます。

しかし先ほども述べたとおり、日本人でまったく欠点のない歯並びを有する人は決して多くありません。

通常は当てはまる項目があって当然なので、過度に肩を落とす必要はないのです。

あなたの歯並びの欠点を客観的に理解することが、美しい歯並びを手に入れる第一歩となります。

歯並びが悪くなる4つの原因

セルフチェックも済ませたところで、あなたの歯並びの特徴がわかってきたはずです。ここではさらに踏み込んだ情報として、歯並びが悪くなる原因について解説していきます。

人によっては後天的な原因により歯並びが悪くなっている場合もあります。これ以上歯並びを悪くしないためにも、以下の4つの原因について確認してみてください。

  • 遺伝
  • 食生活
  • クセ
  • 口呼吸

それでは一つずつ詳しく解説していきます。

遺伝

歯並びの悪さと遺伝には大きな関係があります。

それこそ何度も繰り返しているとおり、日本人は遺伝的に歯並びが悪くなりやすい民族です。それは日本人の顎の小ささが大きく関係しています。

つまり小さな顎に通常の大きさの歯が生えると、歯と歯の隙間が極端に狭くなって重なり合い、また歯の生える位置が上下にずれるのです。

こうした骨格の問題は遺伝によるところが大きいため、矯正や手術などの方法を除いて後天的に改善することは難しくなります。

民族の骨格による違いに注目すると、白人系のコーカソイドは頭部に奥行があり、アジア人系のモンゴロイドは奥行がなく頭部の幅が広い傾向を持ちます。

そして頭部の奥行があった方が歯は綺麗なアーチ型に並びやすいのです。これも日本人の歯並びが悪くなりやすい遺伝的な要素となります。

食生活

顎の大きさに関係する後天的な原因の一つが食生活です。特に現代人は固い食べ物に接する機会が減ってきているため、成長期に顎が十分に発達せず、結果として歯並びに悪影響をもたらします。

原理自体は遺伝と同じで、顎が小さいことにより歯並びが悪くなってしまうのです。こちらは生育環境に大きく関係するものなので、大人になってからよく噛むことを意識しても、それだけで歯並びを良くすることは難しくなります。

クセ

歯は継続的に力をかけることで位置を変えることができます。これを利用して歯並びを良くするのが歯列矯正となります。

これとは対照的に、歯並びが悪くなる方向に力をかけ続けると、やはり歯は次第にずれていき、結果として歯並びが悪くなります。 これがクセによって歯並びが悪くなる現象です。

歯並びを悪くするクセとしては、以下の2つが代表的です。

  • 舌で前歯を裏側から押すクセ
  • 唇や舌を噛むクセ

1回で歯の位置は変わりませんが、数年にわたって上記のクセが続くことで次第に歯がずれていきます。それこそ舌で裏側から押された歯は前方に移動していき、出っ歯や受け口になるのです。

これらのクセについて身の覚えがある場合は、これ以上歯並びを悪くしないためにもすぐに改善しましょう。

口呼吸

クセに近しい原因としては、口呼吸が挙げられます。慢性的に口呼吸をしていると、歯を唇で内側に抑える筋肉が弱くなります。

一方で歯を前方に押し出す筋肉が強くなり、最終的に出っ歯や受け口となるのです。 慢性的な鼻炎を患っているような場合、鼻呼吸ではなく口呼吸が自然な状態となっている恐れがあります。

鼻炎などの原因とともに口呼吸も改善する必要があるでしょう。

歯並びが悪いことによる6つのトラブル

ここまで悪い歯並びの例から、その原因までを解説していきました。あなたの歯並びの悪さが何に基づくか、大まかにイメージできたでしょうか。

それをふまえて、ここでは歯並びが悪いことによる6つのトラブルを解説していきます。悪い歯並びにコンプレックスを抱く人は多いですが、外見上の美しさ以外にも様々なトラブルにつながるのです。

虫歯・歯周病になりやすくなる

はじめに悪い歯並びの中には歯と歯が重なっているものがあります。つまりすべての歯を十分にブラッシングすることが難しくなり、歯や歯茎に汚れが溜まりやすいのです。そして虫歯や歯周病のリスクが高まります。

このようなトラブルを引き起こす歯並びを持つ場合は、専門医からブラッシングの指導を受けるのがおすすめです。

そうすることで、あなたの歯の特徴に合わせたブラッシングが実現できるのです。

場合によっては、歯間ブラシやデンタルフロスを効果的に用いて、歯ブラシの届かないポイントを清潔にする必要があるでしょう。

正しい発音ができなくなる

歯並びやかみ合わせに異常があると舌の動きが制限され、また空気が漏れ出やすくなり、発音が悪くなる恐れがあります。日本語においては、サ行とタ行の発音に困ることが多いようです。

また英語や中国語のような日本語とは違った発音が必要となる言語についても影響が出ます。こういった発音の悪さは構造的な部分に原因があるため、練習しても改善するのが難しいのです。

そのため矯正を視野に入れて、改善を目指していく必要があります。

外見に劣等感を持ってしまう

精神的なトラブルとして挙げられるのが歯並びの悪さによる劣等感です。それこそ悪い歯並びが理由となって口を開けて笑うことができなかったり、人前で食事をすることができなかったりします。

こうした劣等感は、あなたの性格を暗くしていくものです。そして、性格の暗さがさらに劣等感になるという悪循環を生みます。 歯並びの悪さは遺伝的な原因が大きく関係しているため、あなたの責任ではありません。

強い劣等感に悩まされ続けるよりは、勇気をもって矯正してしまった方が良いでしょう。

頭痛・肩こりを起こしやすい

歯並びが悪く、かみ合わせが悪いと食事の際に上手く噛もうとするあまり顎が不自然な動きをします。これは首や肩の筋肉に不自然な力をかけることにつながり、頭痛や肩こりの原因となるのです。

こうした歯並びの悪さによる頭痛と肩こりは、しばしば原因不明と考えられます。あなたがこれらの頭痛と肩こりに悩まされている場合、いくら頭痛薬を使っても根本的な解決とはなりません。

まずは歯の専門医のもとで歯並びと頭痛・肩こりの関係を確認してみましょう。

顎関節症になりやすい

顎関節症は、顎の痛みや口の開閉がしにくくなる症状を代表とする病気です。原因には様々なものがあると考えられていますが、その一つが歯並びの悪さとかみ合わせの悪さです。

顎関節症が悪化すると、食事をすることも難しくなる恐れがあります。それを避けるためにも歯並びに不安がある場合は専門医の診察を受ける必要があるでしょう。

歯並びを悪くしないために毎日の中でできること

ここまで悪い歯並びがもたらす様々なデメリットについてみてきました。歯並びの悪さは日常生活に大きな支障をきたす恐れがあるのです。 こうした歯並びの悪さを根本的に改善するためには、やはり矯正が高い効果を発揮します。

しかし歯列矯正は一部のみの施術であっても20万円程度は必要となります。そのため、思い立ったらすぐに治療を受けることができるわけではないのが現実です。

そこで、ここではこれ以上歯並びを悪くしないために毎日の中で注意すべき2つのポイントを紹介します。

口呼吸を治す

1つ目のポイントは口呼吸をしないことです。先ほども触れましたが、口呼吸が習慣化すると歯並びが悪くなるリスクが高まります。これは成長期を過ぎていても変わりません。

つまりあなたが今も口呼吸をしているならば、少しずつ歯並びが悪くなっているのです。 口呼吸を改善するためには以下の2つに注意しましょう。

  • アレルギーや風邪による鼻づまりの解消
  • 食事の際によく噛み、口周りと舌の筋肉を鍛える

現代人は固い食べ物に触れる機会が減り、また口を使わずに行うコミュニケーション手段が発達した環境にいるため、知らずしらずのうちに口呼吸になっている場合があります。

そのため、上記の2点に日頃から注意して、口呼吸ではなく鼻呼吸を習慣にしましょう。

頬杖をやめる

日常的に行う動作で歯並びを悪くするのが頬杖です。頬杖をつくと、顎や口周りに片側からのみ力のかかる状態となり、それが歯並びに悪影響を与えるのです。

そのため頬杖の習慣をやめることも、あなたの歯並びをこれ以上悪化させない方法となります。頬杖は無意識のうちについている場合が多いため、仕事仲間や友人に観察してもらい、指摘を受けるのがおすすめです。

まとめ

今回は、悪い歯並びについて様々な方向から解説しました。いかがだったでしょうか、あなたの歯並びについて客観的な分析ができましたか?

一口に悪い歯並びといっても、具体的な特徴は様々なので、あなたの歯の特徴に合わせた対策および治療を行っていくことが重要となります。

以下は今回の記事のポイントです。

  • あなたの歯並びの悪さの具体的な特徴を把握しよう
  • 歯並びが悪いか否かを知りたい場合はセルフチェックシートを活用しよう
  • 悪い歯並びの原因には、遺伝・食生活・クセ・口呼吸がある
  • 悪い歯並びは虫歯・歯周病、顎関節症などのリスクを高める
  • 矯正が重要だが、毎日の中では口呼吸を改善し、頬杖に注意しよう

このように歯並びの悪さは様々なトラブルの原因となります。中には日常生活に大きな支障をきたすものもあるため、歯並びを改善する意義は高いでしょう。

重度の歯並びの悪さを改善するためには矯正が第一の手段となります。 矯正方法にも様々な種類があるため、あなたに合ったものを専門医と相談しつつ選んでいきましょう。

こちらの記事には歯列矯正の種類とそれぞれの特徴をまとめています。ぜひとも読んでみてください。 「矯正方法別に解説!歯列矯正の費用とクリニック選びの3ポイント

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