矯正方法別に解説!歯列矯正の費用とクリニック選びの3ポイント

歯列矯正 費用

 

「歯列矯正をしたいけど、費用がいくらかかるか心配だ…」

「歯列矯正には様々な方法があるけど、費用も違うの?私に合った矯正方法はどれ?」

歯列矯正については「費用が高額…」というイメージを持っているでしょう。確かに多くの矯正方法は総額にして数十万円が必要となります。しかし、あなたの歯の状態に合った矯正方法を知ることで無駄な費用を省くこともできます。

そこで今回の記事では、

  • 歯列矯正の具体的方法の確認
  • 方法ごとの費用相場
  • 子どもの歯列矯正の費用
  • あなたに合ったクリニックの選び方

を解説します。

結論から述べると、歯列矯正を数万円で行うことはできません。仮に数万円で実施するクリニックがあるとしたら、施術方法に大きな問題があると考えるべきです。

そのため、正しい費用相場を知り、それをもって技術の高い適切なクリニックを選ぶ必要があるのです。そうすることで余計なリスクを抱えることなく、美しい歯並びを手に入れることができます。

はじめに歯列矯正の具体的な方法を確認

はじめに費用相場を知るための前提知識として、5つの矯正方法について確認しましょう。大まかに分けて、歯列矯正には以下の5つの方法があり、それぞれ費用相場が異なります。

矯正方法 特徴
ワイヤー矯正
  • 歯の表側にブラケットという器具をつけワイヤーで矯正
  • ワイヤーはメタルのものと透明なものがある
  • 幅広い歯並びに対応できる
  • 器具が目立つ
  • 矯正には1年から2年ほどかかる
裏側矯正
  • 歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーで矯正するもの
  • 器具が外から見えない
  • 舌に器具が接触しやすい
  • 矯正には1年から2年ほどかかる
マウスピース矯正
  • マウスピースは透明なので目立たない
  • 2週間に1度ほどマウスピースを交換する
  • 重度の歯並びに対応できない場合がある
  • 矯正には1年から2年ほどかかる
部分矯正
  • 一部のみをワイヤー矯正するもの
  • 費用を抑えることができる
  • 重度の歯並びに対応できない場合がある
  • 矯正には1年から2年ほどかかる
セラミック矯正
  • 元の歯を削って、上から人口歯をかぶせるもの
  • 短期間で美しい歯並びになる
  • 元の歯の寿命が短くなる恐れがある
  • 矯正が1本から可能で、その場合は費用を抑えられる

歯列矯正においては、この中からあなたの歯の状態に合ったものを選ぶ必要があるのですね。また、それはあなたに合ったクリニックを選ぶことでもあります。

それでは、これら5つについてそれぞれ費用相場をみていきましょう。

歯列矯正5つの方法の費用相場

それでは5つの矯正方法の費用相場について紹介しますが、まずはあなたも気になるであろう「歯列矯正に保険は適用されるの?」というポイントについて解説します。

審美歯科に保険は適用されない

残念ながら歯並びを美しくする審美歯科には原則として保険は適用されません。そのため10割負担で矯正を行うこととなります。これも歯列矯正の費用が高額になる大きな理由ですね。

ただし先天的な異常が認められる口蓋裂や顎変形症については、矯正をふくめた治療行為の必要性から保険が適用される場合があります。そのためクリニックに歯列矯正の相談をする際は、あなたの歯の状態に保険が適用できるか否かをはじめに確認しましょう。

5つの方法の費用相場を一覧表で比較

それではいよいよ5つの矯正方法の費用相場を紹介します。

矯正方法 費用相場 矯正機関
ワイヤー矯正 50万円~100万円程度 2年~3年
裏側矯正 100万円~150万円 2年~3年
マウスピース矯正 30万円~60万円程度 1年半~2年
部分矯正 10万円~60万円程度 3か月~1年
セラミック矯正 10万円~20万円/1歯 1か月~2か月

このように矯正方法により費用相場は大きく異なります。最も高額になる場合が多いのは、裏側矯正です。一方で部分矯正や数本のセラミック矯正は費用を抑えることができます。

このように費用が高額になる歯列矯正であるため、ときには分割払いのニーズもあるでしょう。しかし、費用の支払い方法については、あなたが歯列矯正を受けるクリニックに確認する必要があります。

分割払い、クレジットカード払いなど、あなたの希望する支払い方法が利用できるか確認してください。

子どもの矯正費用について

歯列矯正の費用相場について確認したところで、子どもの歯列矯正についても見ていきましょう。歯列矯正は子どもの頃に行われることも多いため、将来あなたの子の役に立つ知識です。

まず矯正を開始する年齢ですが、早い場合であっても永久歯が生えそろう6歳頃からとなります。そして費用は大人のものの5割~7割程度になることが多いです。

つまりワイヤー矯正で40万円~70万円程度、マウスピース矯正で20万円~30万円程度が目安となります。費用は子どもの年齢によっても変わってくるので、クリニックでよく相談してみてください。

歯列矯正方法を費用のみで選ぶのは危険

こまで歯列矯正の費用について解説してきました。治療方法ごとの大まかなイメージを掴むことができたでしょうか?

やはり歯列矯正の費用は高額です。それこそ歯を1本だけ矯正するならば10万円程度で済むこともありますが、歯並び全体の矯正ならば100万円程度は覚悟しなければなりません。

そうすると、ついつい費用の安いクリニックを選ぼうとしてしまいます。しかし、これは必ずしも正しい判断ではありません。ここでは歯列矯正を費用のみで選ぶ危険性について解説します。

技術のないクリニックによる矯正は効果が期待できない

歯列矯正は審美歯科という比較的新しいジャンルに属するものです。虫歯・歯周病の治療を行う一般歯科はそれこそ多くのクリニックが長い間行ってきましたが、それは審美歯科とはまた別の話です。

そのためクリニックの中には、昨今の審美歯科のニーズに合わせて新しく歯列矯正サービスを始めたようなところがあります。もちろん経験こそ短くとも、確かな技術を持っていれば問題はありません。

しかし豊かな経験が、あなたの歯並びに適した治療方法を実現するのもまた事実です。そのため費用の安さにつられて、技術のないクリニックで歯列矯正を行うと、歯並びが改善しない恐れがあります。クリニックを選ぶ際は、安さではなく、矯正費用が相場の範囲内にあるか否かで選びましょう。

歯列矯正では矯正後のケアも重要

歯列矯正には一定の痛みが伴います。適切なクリニックを選ぶことで、耐えられないような痛みが発生することこそ稀ですが、矯正後も無痛というわけにはいかないのが実状です。

そのため歯列矯正の際は、痛みをはじめとした矯正後の症状にしっかりと対応してくれるクリニックを選ぶことが求められます。

あなたに合った歯列矯正を実現する3つのポイント

最後に、あなたに合った歯列矯正を実現する3つのポイントをチェックしましょう。これらのポイントを把握することで、無駄な費用をかけずに痛みの少ない歯列矯正を受けることができます。

複数のクリニックに相談する

はじめにクリニックを選ぶ際は、複数のところに相談にいくのがおすすめです。引っ越しなどの際に相見積もりをとる感覚ですね。そうすることで、あなたの歯の状態により適したクリニックを見抜ける可能性が高まるのです。

そして相談にいくクリニックは審美歯科の実績の高いところをピックアップしましょう。相談をする際は、あなたがどこまでの矯正を望むかを伝えつつ、専門医のアドバイスに耳を傾けてください。

もしかすると、あなたはワイヤー矯正で歯並び全体を矯正する必要があると考えていても、専門医の目からは部分矯正で済むと診断されるかもしれません。複数のクリニックから提案を受けて、あなたに合うものを選びましょう。

施術費用のみならず、前後のケアの費用も確認

歯列矯正をする際は前後のケアの費用も確認する必要があります。一般的に、実際に矯正に入る前の検査・診断には2万円~8万円程度の費用が発生します。クリニックを選ぶ際はホームページや電話問合せで、検査・診断費用も確認していきましょう。

そして歯列矯正後の痛みに対するケアや、さらに歯を美しくするためのホワイトニングの費用も確認しておくのがおすすめです。そうすることで、総合的な視点で歯を美しくすることができます。

今すぐに安い矯正をすると、かえって出費がかさむ

歯並びの矯正は何度かに分けて行うよりも、一度に全体を行ってしまった方が安く済みます。それこそ1回目は歯並びの特に悪い歯のみを部分矯正して、2回目に全体を…と矯正を分けると、最終的により高額の費用が必要となります。

もちろん経済的な事情から今は特に歯並びの悪い部分を矯正して自分の印象を少しでもアップさせたいという選択も誤りではありません。ただし、可能ならば一度にすべての歯を矯正してしまった方が費用は安く済むと頭に入れておいてください。

まとめ

今回は歯列矯正の費用について解説しました。歯列矯正は高額ですが、費用を過度に節約しようと試みるのは得策ではありません。あくまでも、適切な費用で適切な矯正を受けることを第一に考えましょう。

以下は今回の記事のポイントです。

  • 歯列矯正には5つの方法があり、それぞれ費用相場は異なる
  • ワイヤー矯正は50万円~100万円程度、マウスピース矯正は30万円~60万円程度
  • 歯列矯正には原則として保険が適用されない
  • 費用のみで未熟なクリニックを選ぶと歯並びが綺麗にならない恐れがる

歯列矯正を行う際は前後のケアまで確認し、あなたに合った矯正方法とクリニックを選んでみてください。そうすることで失敗のリスクを限りなく小さくして、自慢の歯並びを手に入れることができます。

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