歯ブラシ選びからデンタルフロスまで!正しい歯磨きの仕方を徹底解説

 

「毎日、当たり前にしている歯磨きだけど、正しい方法ってあるのかな?」

「歯磨きの仕方をもう一度ゼロから確認したい!」

あなたも歯磨きは毎日していますよね?しかし、歯磨きの仕方をしっかりと教えてもらった経験はあるでしょうか。

最近は歯科医院でも歯磨きをレクチャーするところが増えましたが、それでも歯を隅から隅まで磨くのは大変ですよね。 

しかしこの記事で紹介する4つのポイントを意識するだけで毎日の歯磨きを改善することができます。

ただし歯ブラシで落とすことのできる歯垢には限界があるので、歯磨きに加えてデンタルフロスも始めていきましょう。デンタルフロスについては記事の後半で紹介していきます。

あなたも今日から歯磨きの仕方を変えて、口腔内と歯の健康を維持していきましょう。

歯磨きの基本中の基本

 

早速、歯磨きの仕方を解説していきます。歯磨きの仕方を教わっていない人のブラッシングによくある問題点は以下の3つです。

  • 歯ブラシを歯に強く当て過ぎている
  • 歯ブラシを動かす範囲が広すぎる
  • 歯を磨く順番を決めていない

これらを改善するだけで毎日の歯磨きを効率化することができ、歯垢を落とす効果も高めることができるはずです。それでは具体的な磨き方のコツについて確認していきましょう。

毛先の歯への当て方

はじめに紹介するポイントは歯ブラシの毛先をどのようにして歯に当てるかです。毛先は漫然と歯に当てておけば良いものではありません。以下のように3つの当て方を意識していきましょう。

  • 歯の表面を磨く場合:歯の表面に対して直角に当てる
  • 歯と歯の間を磨く場合:歯ブラシの毛束の頭とお尻にある角を歯と歯の間に入れる
  • 歯と歯肉の隙間を磨く場合:毛先を45度の角度で歯と歯肉の隙間に入れる

このように磨く部位によって歯ブラシの使い方は異なるのです。まずはここをおさえることで、部位に合わせた効果的な歯磨きができるようになります。

 鉛筆を持つ程度の力で動かす

 続いて、歯ブラシの毛先をどの程度の力で歯に当てるべきかについて解説します。結論から述べると、ずばり150g~200gの力で当てるべきです。

もちろん数字だけで言われてもぴんときませんよね。150g~200gは一般的に鉛筆で字を書く時の力だとされています。

自宅に100g単位で表示できる体重計や計りがある場合は試してみてください。意外と弱い力だと驚くかもしれません。

このように150g~200gにすべき理由は、あまりに力が強いと歯ブラシが歯の表面を傷つけてしまうためです。

目に見えない傷ができるだけで、そこにステインや汚れが溜まりやすくなります。「歯磨きは鉛筆で字を書く程度の力で行う」と覚えておいてください。 

5~10mm幅で動かす 

次は歯ブラシを動かす範囲についてです。歯ブラシは細かく動かしてこそ細かい汚れをとることができるので、5~10mmで動かすように心がけましょう。

つまり歯を1本1本磨くイメージです。2本以上の歯を同時に磨くかたちで歯ブラシを動かすと細かな汚れが残りやすくなります。 

5~10mm幅というと作業が細かすぎて嫌になるかもしれませんが、慣れてしまえば気になりません。そして後述する歯を磨く順番を決めておくことで、5~10mm幅の動きであっても効率的に歯を磨くことができます。

歯を磨く順番を決めておく 

多くの人が実践していないのが、歯の磨く順番を決めることです。このあたりは仕事と同じで反復作業は順番を決めることで効率化できるのです。

具体的には歯を以下の6つの区画に分けます。

  •  上の歯の表面
  • 上の歯の裏面
  • 上の歯のかみ合わせ面
  • 下の歯の表面
  • 下の歯の裏面
  • 下の歯のかみ合わせ面 

そしてひと区画ずつ磨いていくのがおすすめです。あまり細かく分けると順番を覚えるストレスがあるので、「上の歯の表面を磨いて、次に上の歯の裏面を磨いて…」という6区画が便利でしょう。

歯垢の溜まりやすいところ

 

歯磨きの基本をおさえたところで、もう一つ頭に入れておいてほしいのは歯垢の溜まりやすいポイントです。それを知っておくだけで、その部位を重点的に磨くことができ、結果として歯垢を溜めにくくできます。磨き残しが多くなるのは以下のポイントです。

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯肉の間
  • 奥歯の裏側

この3つは普段から意識して磨いていきましょう。先ほども紹介しましたが、すべてを歯ブラシの毛先全体で磨こうとせずに、毛束の頭とお尻の過度を有効活用していきましょう。

歯を磨くタイミングと時間

 

歯磨きの方法と磨き残しの発生しやすいポイントを理解したところで、続いては歯を磨くタイミングと時間について解説します。

歯磨きのタイミングは決められることが多いですが、歯全体を磨くために必要な時間については意識したことがないことも多いでしょう。

まず歯を磨くタイミングについては三食後が最適です。三食後30分以内に磨くことができると理想ですが、仕事との関係で難しい場合も多いため時間が空いても磨く習慣をつけるところから始めましょう。

次に歯磨きにかける時間ですが、こちらは短くとも5分を頭に入れておいてください。上述した方法で歯を磨くことに慣れていない場合であれば10分程度はかかるでしょう。

しかし、磨く順番を決めて効率的に行えば5分であっても歯全体を磨くことができます。あなたも歯磨きにかける時間を計り、全体をくまなく磨くことができているか確認してみてください。

歯ブラシの選び方

 

歯を綺麗に磨くためには歯ブラシ選びも重要です。ここでは歯ブラシの選び方を確認していきましょう。今まで気分で選んでいたものが、あなたの歯の磨き方に合っていなかったかもしれません。

毛の硬さ

歯ブラシの毛の硬さには以下の3種類があります。

  • かため
  • ふつう
  • やわらかめ

この3種類があることはよく知られているでしょう。そして、それぞれの硬さには以下のような特徴と向き不向きがあります。

毛の硬さ

特徴と向いている人

かため

・歯垢を落としやすい

・歯の表面や歯茎を傷つけやすい

・歯を磨く力が弱い人に向いている

ふつう

・歯垢を落とす力は普通

・万人に向いている

やわらかめ

・歯茎を傷つけにくい

・歯垢を落とす力は弱め

・歯周病の人に向いている


このように毛の硬さ一つをとっても向き不向きがあります。歯周病で歯茎が弱っておらず、腕の力も正常にある人はとりあえず「ふつう」を選んでおくのがおすすめです。

その中でより力を抜いた方が磨きやすい場合は「かため」、歯茎に痛みがあるような場合は「やわらかめ」と変えていくのです。

ヘッドの大きさ

歯ブラシのヘッドの大きさについては、小さめのものがおすすめです。これは小回りがきいて、歯の細かな部分を磨きやすいためです。

反対にヘッドが大きいものは、一度に磨くことのできる範囲こそ広くなりますが、小回りがきかないため細部を磨きにくくなります。

つまり記事の前半で紹介したような磨き残しのおきやすいポイントが疎かになる恐れがあるのですね。

ただしヘッドが小さいと歯全体を磨くのに時間もかかるので、最適なサイズは様々なヘッドの大きさを試しながら見つけていってください。

怪我や病気などで手の制御に不安がある人は広い範囲を磨きやすい大きめのヘッドが向いています。

歯ブラシは1か月に1回交換 

最後は歯ブラシの使用期限についてです。150g~200gという軽い力で磨いているとはいえ、三食後毎回使っていると歯ブラシの毛先はどんどん広がっていくはずです。

そして毛先が広がれば、当然ながら歯を十分に磨くことができなくなります。

そのため歯ブラシは1か月をめどに交換していってください。気に入った歯ブラシが見つかった場合は1年分を買いだめしておくのもおすすめです。

歯ブラシが劣化して歯を十分に磨くことができずに虫歯や歯周病になってしまうと、それだけ医療費もかさむので、常に状態の良い歯ブラシを使える環境を作っておくことは将来的な費用の削減にも役立つのですね。

さらに歯を綺麗にするためのデンタルフロス

 

ここまで歯磨きの方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?歯磨きは正しい方法で行うことで、あなたの口腔内の健康を確かに守ってくれるのです。

しかし、実はブラッシングだけで落とすことのできる歯垢は約6割と言われています。どうしても歯と歯の間を完璧に磨くことはできないため、歯ブラシだけですべての歯垢を落とすことは難しいのですね。

しかし、歯磨きに毎日のデンタルフロスを加えると、落とせる歯垢は約9割にまで増えます。

日本では未だデンタルフロスの習慣を持たない人も多いのですが、こうして溜まった歯垢は歯石となり虫歯や歯周病の温床になるのです。そのためあなたもデンタルフロスを明日から始めましょう。 

以下はデンタルフロスの使い方です。

  1. デンタルフロスを約40cmに切って、両手の中指に巻く
  2. 使う位置に合わせて、フロスを親指や人差し指でピンと張って歯と歯の間にいれる
  3. フロスを上下に動かして、歯と歯の間を擦る
  4. 一つの歯と歯の間を磨くごとに、フロスを巻き取り直して使う位置を変える

はじめて使う場合は難しく感じるかもしれませんが、こちらも慣れることで効率よくこなすことができるようになります。

歯と歯の間は歯ブラシではカバーしきれないので、あなたも是非ともデンタルフロスを取り入れてみてください。

まとめ

今回は歯磨きの仕方について解説しました。いかがだったでしょうか?あなたは正しい方法で歯磨きをすることができていましたか?

以下は今回の記事のポイントです。

  • 歯を磨く順番を決めて、鉛筆を持つ力で毛先を歯に当てて5~10mm幅で動かす
  • 歯と歯の間、歯と歯肉の間、奥歯の裏側は磨き残しの起きやすいポイント
  • 歯ブラシはふつうの硬さで、ヘッドの小さなものを選び、1か月で交換しよう
  • デンタルフロスを始めよう

正しい方法で歯を磨くことができるようになると、口腔内の環境が大きく改善されます。虫歯・歯周病対策になるのみならず、口臭予防の効果もあるので、あなたも正しい磨き方を習得してみてください。

はじめのうちは面倒に感じますが、慣れることで特に何も考えずに正しく歯を磨くことができるようになるはずです。またデンタルフロスも忘れずに習慣化させてみてくださいね。

 

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