歯医者が怖いので行けない…!治療の痛みや恐怖を克服する方法

歯医者といえば、子供から大人まで怖いというイメージがついてくるのではないでしょうか。

歯医者も悪いイメージを払拭しようといろいろな工夫をしていますが、快適な空間と感じる人は少ないと思います。

中には、虫歯で痛いけれど、歯医者が怖くていけないなどという方もおられることでしょう。しかし、そのままでいても虫歯は治るどころか、かえって悪くなっていく一方ですから、歯医者で診てもらわなければなりません。

そこで今回は、歯医者が怖くて通えないという人が、歯医者嫌いを克服して通えるようになるための方法についてご紹介します。

歯医者を怖いと感じてしまう原因と克服する対策

歯医者に通って治療を受けなければいけない。
でも、歯医者が怖くて通えない…。

そんな人はその恐怖心をどのように克服すればいいのでしょうか。恐怖心が芽生えるきっかけも人それぞれ、いろいろな事情があると思います。

そこで、恐怖心を覚えるようになった原因ごとに恐怖心を克服するための対策をご紹介します。

歯医者で痛い治療をされたトラウマがある

実は、歯の痛みは身体の中で最も痛いと言われるほどの痛みです。
その歯の痛みを取り除くために歯科治療を受けるわけですが、痛みを取り除くための麻酔の注射も痛いと感じる人もいます。

しかも、中には麻酔をしても、効きにくいケースもあります。
そんな治療を受けた記憶が心に残り、歯医者イコール痛いと思い込んで通えなくなった方はどうすればいいのでしょうか。

まずは、主治医の歯医者にそのトラウマを持っている旨を伝えてください。
そして、痛みを感じにくい歯科治療から進めていきましょう。

少しずつ歯科治療に慣れていくことで、徐々に歯医者は必ずしも痛いところではないということを理解していくとよいでしょう。
この積み重ねを経ることで、歯医者でのトラウマを克服していけるのです。

歯医者の音やにおいが嫌

歯医者では、エアータービンという毎分30〜40万回転もの高速回転する器具や、レジンという歯科材料などを使って治療します。エアタービンは、その構造上、高い音を発するのが避けられません。

レジンは、鼻にツンとくるニオイがします。

耳鼻咽喉科や内科など他の診療科では、このような音やニオイがすることはなく、歯医者独特の環境といえます。

この歯医者独特の音やニオイが耐えられず、歯医者に行けないという方がいます。

この場合も、主治医の歯医者にまずそのことをお伝えください。
初めのうちは出来るだけ音やニオイが少ない治療から取り掛かるようにしてもらうとよいでしょう。

そして、少しずつ使う頻度を高めていって、慣れていくようにするのです。
ある程度回数を重ねて慣れれば、だんだん恐怖感はなくなっていきます。

歯の状態が酷くて治療が怖い

とにかくお伝えしたいのは、そのまま放置していれば、残せる歯も抜かなければならなくなるということです。

むし歯があまりにも進行したまま放置していたなど、歯の状態がこの上なくひどくなったために、歯科医院に通えなくなった人もいます。

このような場合、歯を抜かれるかもしれないという心理的な抵抗感が恐怖の原因ですよね。

実際に歯を抜かなければならないのか、抜かずに治療できるのか、それは歯科医師が診断してみないことにはわかりません。

抜かれるかもしれないという恐怖心は理解できますが、抜歯せずに治せる歯だけでも治そうという気持ちになることが、恐怖心を克服する第一歩です。

治療を受けるかどうかは別として、診察だけでも受けに行ってみてはいかがでしょうか。

歯医者に行くと緊張やパニックで震えてしまう

以前に歯医者で受けた治療によって、強い恐怖感を覚えてしまった方の場合、歯医者の前に立つだけで緊張やパニックで震えてしまうことがあります。歯医者の玄関を潜ることすら難しくなるのです。

心の奥深くに刻み込まれた恐怖感によって歯医者を受診しにくくなっている方は、歯医者でそれを相談すること自体ができないので、歯医者ではなく精神神経科を受診して相談するのもいいでしょう。

所属している会社や学校に心理カウンセラーがいる場合は、心理カウンセラーと相談するのもおすすめです。

怖い歯医者を克服するコツ①子ども編

歯医者を克服する方法について、子どもに特化した内容をお伝えします。

小児歯科を選択する

歯医者に通いたがらない子供は、小児歯科がおすすめです。
子供は、身体的にも精神的にも大人とは条件が全く異なりますので、子供の視点にたった治療が必要になります。

そこで、子供の虫歯や歯肉炎などのスペシャリストとして小児歯科が開設されているのです。

小児歯科では、子供の恐怖心を和らげるために診察室のデザインを子供向けにする、子供が嫌がらない白衣を着るなど、いろいろな工夫をしています。

定期検診を欠かさない

定期健診は欠かさず受けるようにしましょう。

乳歯は永久歯と異なり、虫歯になりやすく、いったん虫歯になると進行しやすい傾向があります。
少しでも早く虫歯を見つけるために、定期健診の受信が重要なのです。

早い段階で虫歯を見つけることができれば、痛みもなく虫歯を治すことができます。歯医者は痛いというイメージが残ることもありません。

また、定期健診の際に、磨き残しの場所を教えてもらい、効果的な歯磨きの方法を指導してもらったり、虫歯予防のためにフッ素を塗ってもらったりすると、虫歯の予防も図れます。

歯医者さんに相談する

子供が歯医者を怖がっているなら、そのことを歯医者に相談してください。
歯医者を怖いと思っていることを知ったなら、歯医者は無理に歯科治療をしようとはしないはずです。

まずは、歯科医院の環境に慣れてもらうために、歯科の診療椅子に座ることから始め、次に歯科衛生士に歯磨きをしてもらうなど、少しずつ治療を進めていこうとすることでしょう。

できることなら、どうして怖いと思うようになったかと言ったきっかけも説明するようにしてください。

痛くない治療をする

歯医者を怖がる子供の多くは、歯医者に行ったことがないにも関わらず、歯医者イコール痛いと思っていることが多いのです。このイメージは、「歯医者が痛いもの」という前提でつくられた絵本や子供向けコンテンツ、日々の会話から作り上げられています。

そこで、まず歯科治療は痛くないということをわかってもらうことが必要です。

エアータービンという水と空気を噴射して高速で歯を削る器械を使わずに、虫歯を少しずつ取り除いていくという方法があります。

歯は黒くなりますが、小さい頃はサホライドという虫歯の進行止めの薬を塗って経過観察をするなど、痛みを感じることがないように気をつけて治療に取り掛かります。

歯医者が痛くないことがわかれば、子供の慣れは早いですから歯医者嫌いもきっと治ることでしょう。

怖い歯医者を克服するコツ②大人編

大人でも実は多い「歯医者が怖い」という方々。克服するための対策をお伝えしていきましょう。

怖いことを歯医者に相談する

勇気を持って歯医者の門をくぐったら、歯医者に歯科恐怖症であることをまず告げるようにしてください。

患者さんからの申し出がなければ、歯医者は患者さんが心の中で思っている気持ちがわかりません。

しかし、患者さんが歯医者を怖いと思っているとわかれば、まずは慣れてくれることから始めるなど、いろいろな対応が選べます。

できることなら、歯医者を怖いと思うようになったきっかけまで話すようにしてください。
怖いと思うようになった理由がわかれば、その点を重視した対応がとれるからです。

大人であっても歯医者が怖いと話すことは決して恥ずかしいことではありません。よくあることなので、心配せずに伝えてくださいね。

治療中にイヤホンで音楽を聴く

歯医者の治療中の音が怖い、慣れないという方は、治療を受けている間、イヤホンからリラックスできる音楽を聴くというのも、歯医者の苦手意識を克服する一つの方法です。

ただし、あまり音を大きくしすぎると、歯医者や歯科衛生士からの指示や説明が聞こえなくなるので、注意してください。

定期検診を欠かさない

定期健診を欠かさず受けることも、歯医者への恐怖感を減らすという点で効果的です。

一例を挙げると、むし歯治療です。
むし歯は痛いというイメージがありますが、実は初期段階は痛みを感じることはありません。削って詰めても痛くないのです。

定期健診を受けることで、痛みを感じることのない初期段階でむし歯を発見できれば、麻酔をせずとも痛みを感じるなく治療できます。

また、定期健診を受けて、歯医者で歯のクリーニングを受けることで、歯医者に慣れるという効果も期待できるでしょう。

このように、痛くなくても定期健診を受けておくことで、歯医者への恐怖感、苦手意識を減らせる効果が得られます。

なるべく早めに治療する

歯医者の多くは、予約制をとっています。

歯医者を受診する前に、まず予約の電話をかけることと思います。

予約の日は、遠い日ではなくなるべく近い日を選ぶようにしましょう。

遠い日にするとせっかく歯医者を受診しようと思った気持ちが揺らぐ可能性がありますし、何より虫歯が進行して、治療期間が長引いたり、治療自体が痛くなったりするリスクもあるからです。

痛みの少ない治療方法があることを知る

歯科治療イコール痛いというイメージになりがちですが、実は痛みを少なくする治療法もあります。

例えば、麻酔の注射に先立って歯ぐきを痺れさせる表面麻酔という麻酔方法や、レーザーを使ったむし歯治療などです。

歯科治療時の痛みを減らすことで、痛みからくる恐怖心を和らげて、歯医者の苦手意識を克服しましょう。

歯医者が怖い人の強い味方!痛みや怖さを減らす方法

歯科治療の痛みをなくすには、麻酔をきちんと効かせることが大切です。

しかし、麻酔の注射と聞くだけで、恐怖を覚えてしまう方もいらっしゃいます。

そこで、麻酔の注射の痛みや、歯医者の怖さを和らげる方法をご紹介します。

麻酔の痛みを和らげる方法①表面麻酔

表面麻酔とは、歯ぐきにスプレー状やジェル状、液状の麻酔薬を塗る麻酔法です。

歯ぐきの表面にしか麻酔効果はなく、注射の局所麻酔が欠かせませんが、注射針を刺した時の痛みを和らげる効果があります。

局所麻酔の注射に組み合わせることで、痛みの少ない治療を実現します。

麻酔の痛みを和らげる方法②電動注射器

局所麻酔の注射用の電動注射器が製品化されています。

電動注射器のメリットは、従来型の注射器ではできないくらいゆっくりとした速さで麻酔薬を注入できることです。

実は、麻酔薬が歯ぐきの下の組織の中に広がっていくことも痛みを引き起こす原因でした。
麻酔薬の注入速度が速ければ速いほど、歯ぐきの下の組織を刺激して痛みを引き起こします。

逆にゆっくりと注入すれば、痛みも少なくなります。
そこで、電動注射器を使って、可能な限りゆっくりと麻酔液を注入して、注入時の痛みを和らげるのです。

精神鎮静法でリラックスする

精神鎮静法とは、精神的にリラックスさせる効果のある麻酔薬などを使って、精神的に落ち着いた状態、痛みや不安を感じにくくする状態にする麻酔法のことです。

精神鎮静法には、薬を吸い込んで鎮静させる吸入鎮静法と、薬を注射して鎮静させる静脈内鎮静法の2種類があります。

①吸入鎮静法

吸入鎮静法では、笑気ガスという薬を使って鎮静状態にします。

吸入鎮静法の利点は、笑気ガスを吸うだけなので、簡単に鎮静をかけられる上、鎮静状態から戻るのも速やかで安全性が高いという点です。

また、心臓や肺などの重要臓器にも影響しませんし、処置中のことを忘れてしまう健忘効果もあります。

②静脈内鎮静法

静脈内鎮静法は、麻酔薬や精神安定薬を静脈に注射して鎮静状態にする方法です。

血管に直接注入するので、吸入鎮静法よりも鎮静効果が高く、効果も速やかに得られます。

しかも麻酔をさまさせる効果のある拮抗薬という薬があり、これを使えば鎮静効果をさっと消し去ることができるので、帰宅も安全です。

もちろん、健忘効果もありますし、吐き気を抑える効果もあります。

まとめ:怖い歯医者を克服する方法はある!

虫歯や歯周病は、自然に治ることはありません。

そのままでいるとさらに進行し、治療期間は長くなり、痛みも伴うようになりますので、歯の異常を感じたら、早いうちに歯医者で診てもらうことが大切です。

まずは、歯医者が怖いという気持ちを正直に主治医に伝えてください。

そうすれば、歯医者は怖くないように色々と工夫して診療にあたってくれますし、痛みを減らす治療法もあります。

歯医者が怖くて通えない方は、今回の記事を参考にしてぜひ、克服してください。

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